KINGSOFT Officeの内容

キングソフト自らがその特徴をMicrosoft Officeのユーザインタフェースを似せたと語っており、Microsoft Officeとの互換性も強調、そして同製品より相当に安価という点も併せてセールスポイントにしています。
さてそうなると、法律上の問題にならないかちょっと気になるところです。マイクロソフトの著作権、知的所有権を侵害していないのでしょうか?この点についてキングソフトの元代表取締役は、発売当時に法的に問題がないとの考えを示し、マイクロソフト側からも訴訟が提起されていません。つまり、黙認状態という形になっています。
さて、肝心のその内容です。最新版は「KINGSOFT Office 2016」ですが、グラフィカルな再現性が向上す、機能追加もされています。今まで以上の互換性を目指し、ユーザーから要望が多かった「Microsoft Office 2007」以降の保存形式への完全対応や、プログラム内でのグラフ設定、文書の一括テーマ設定などもでき、レベルが一段とアップしています。トータル的にみると、文書、資料作成の視覚効果の向上が目立ちます。
文書作成ソフトはKINGSOFT Writerですが、一般的文書の作成に加え、チラシや葉書の作成もできます。操作性や表示形式については、これはもうまさに「Microsoft Word 2003・2010」にできるだけ近づけてあるので、今までMicrosoft Wordを使っていた人なら、誰でも違和感なく使えるはずです。
表計算、集計、グラフ作成のソフトはKINGSOFT Spreadsheets、プレゼンテーション資料の作成のソフトはKINGSOFT Presentationです。